ローン会社は過払い金返還請求を受けると、拒否することができませんので、和解書が2通、郵送されてきます。
・まず記載されている返金額が合っているか確認してください。
・次に返金される日付と銀行口座が合っているか確認してください。
(返金は口座振込みで行われます。)
・良ければ、署名、捺印を行して、1通をローン会社へ郵送します。
☆所定日、指定口座に、入金されていれば、すべて完了です!
和解書の取り交わしで、気をつけなければならないのは、
・和解書を取り交わすことで、そのローン会社との取引はすべてなくなると言うことです。
例えば、ローン会社1社に2件の借入があったとします。
この場合、2件とも取引がなくなりますので、1件にまだ残金がある場合でも、その残金は一括して返金しなければならなくなると言うことです。
例)
取引履歴の残金 過払い請求後の残金 補足説明
ローン1 100万円 → -50万円 50万円プラスで戻ってくる
ローン2 200万円 → 100万円 まだ100万円借入が残っている
合計 300万円 → 50万円 差額の250万円は、支払い必要分
この例では、相殺すると50万円 ローン会社へ返金が必要となってくるわけです。
つまり、ローン会社へ一括で50万円払うか、50万円払い終わった時点で請求することになります。
この場合、私は後者の方を、おすすめします。
ちなみに、和解書の一例です。
現在、3百万円ほどの借金が、ゼロにはなりませんでしたが、50万円程度まで減らすことができました。当然月々の返済も...。
数ヶ月前に比べると、ホント夢のようです。
次回は、自分で過払い請求するときの、ポイントを、「ウシ君ぶろぐ」で、整理しておきたいと思います。